おみそれしました

去年の9月に渡英し、一冬越した感想として、イギリスの冬は思ったより寒くない。北風ぴゅーぴゅー吹いてる東京の方が寒いよ、と思っていた。
が、ええ、失礼しました、寒いです、イギリス!
今日はイギリスの実力を見たという感じ。一日中、外は冷凍庫の中にいるみたいだった。最高気温4度、最低気温はマイナス2度。
朝起きたら、雪が降ったのかと思うくらい車も草もびっしり凍っていた。写真は車。幌までびっしり凍り付いている。写真下はサイドミラーに張ったくもの巣。凍ってる・・・。
 

外にいると寒さで耳が痛いのを通りこして頭まで痛いくらい。

そして濃霧。昨日今日と濃霧のため、ヒースーローでは国内線が軒並み欠航、ヨーロッパ便も欠航。クリスマス休暇で帰省や旅行に出かける人4万人が空港で足止めを食らっていた。

かく言う私も明後日飛行機を使う予定なのだが・・・。どうか飛びますように。

夜はウィンチェスター大聖堂のクリスマスキャロルサービスに行ってみた。人気なので早めにお越しくださいと書いてあったが、会社を5時半に出て着いたのは6時過ぎ。6時半開始で、なんとか中には入れたものの立ち見。

クリスマスキャロルサービスは、神様が世界を作ったところからキリストの誕生までに関する聖歌隊の歌と少しのお話と賛美歌合唱で成り立っている。このクリスマスキャロルの賛美歌はたぶん誰でも知ってる歌なのだろう、曲は聞いた事あるものもある。先週末行った近所の教会の時と同じ歌が何曲もあった。(そのときは「きよしこの夜」や「もみの木」など、あこれ知ってる!という曲がけっこうあった)
大聖堂のすごいところはやっぱり聖歌隊。ボーイズソプラノの歌声はまさに天使の歌声。小さい子本当に小さくては8歳くらいなんじゃないかと思う。静かな大聖堂に響くボーイズソプラノのアカペラソロなんかは鳥肌ものである。去年はこのイベントの存在に気がつかなかったが、ウィンチェスターに引っ越したおかげでまたひとついいものが見れた。

その後は事務所の元同僚のチュランの家へ。会うのは実に半年ぶりくらいだが、思えばウィンチェスターの彼女の家に遊びに行ったのがこっちに引っ越してくるきっかけだった。というわけで、改めて感謝。