物資調達

hrkue2006-06-30

今日ようやく鍋をゲット!
家具なしの家に引っ越して早1ヶ月。
そもそも無理な日程で引っ越したのだが、その後旅行やら出張やらで家の片付けに手が回っていない。
電子レンジ、湯沸しポットは帰国した日本人の方から譲っていただいたのだが、鍋が手に入らないでいた。あるのは自分で買ったフライパンとパエリヤパン、グリルパンのみ。薄いのばっかりだ。なので汁物もフライパンで作る、という感じだった。いろいろ検討した結果、Argosで蒸し器つき5点セットを40ポンドで買う決心をして、先週の月曜の事務勤(クライアントに行かないで事務所にいる日)の帰りにArgosに行ったのだが、なんと売り切れ。脱力。買いたいのに物がないとは!でそのまままた買いに行く暇のないままになっていた。
そんなところで、最近サウサンプトンを去ったという日本人の方から鍋セットを譲ってくれる旨連絡があった。なんとナイスタイミング。しかも7ポンド。助かった。引っ越した際に、サウサンプトンの日本人コミュニティの掲示板に欲しいものリストを載せておいたのだが、それを見て連絡をくれたのだ。なんでも友人宅においてあるとのことで、お友達の台湾人の家まで今日早速取りに行った。
ついでにざるやらボール、フライ返しもタダでいただいた。実はこの辺は持っていたのだが、いくつあっても困るものじゃないのでありがたくいただいた。ついでにインスタント味噌汁まで。
さらにルームシェアしているのであろう台湾人の女の子3人も出てきて、「他にスタンドランプもあるんだけどいる?」
なんと!ランプもちょうど欲しかったところ。新居は100W の電球が一個ついているのみで暗いのだ。ただそのランプのある部屋の子が外出中らしく、ドアが閉まっていたのでまた後日連絡するということになった。
ちなみにこの女の子3人に「どこ出身?」と聞かれて「日本」と答えると、「ああー(なっとく)」という反応だった。なんでだろう??英語がイケてないからか?でも「英語が上手だ」と褒められた。きっと「日本人のわりに」ってことだろう。たまに英語を褒められるとちょっとぎく!っとする。ネイティブに「英語上手ですね」って言わないもの。「英語が上手」と言われないレベルになってみたいものだ。


そのあとはウィンチェスターの街へ。今ちょうど会社の同期のAyanoさんがロンドンに4週間(2週間研修、2週間休暇)来ており、食事でも、ってことでウィンチェスターまで来てくれたのだ。9ヶ月ぶりの再会。会って開口一番言われたことは
「焼けたね!?黒いよ」
がーーん、やっぱり?
「東南アジアの人かと思ったよ」
がーーん、最近よく言われます。
でもやっぱり色のせいだと証明されてちょっとホッ。

そして大聖堂の横の店で食事。渡英後2週間たった今日、なんとこれが初めての外食だそう。研修というのは会社のサマースクールという制度で、要は英語の学校に通うというものだが、彼女はホームステイしてそこの家で英語の授業を受けていたので3食ホームステイ先で食べていたのだ。
肉が食べたいと言って、ステーキをオーダーしたの彼女だったが、出てきた肉を食べて、
「すごい硬いんだけど」
あ、しまった。そうです、言い忘れましたがイギリスの肉ってそんな感じ。
「味があんまりない」
塩と胡椒をかけて食べる。そうそう、それが多分イギリス料理です。
「実家の肉が恋しい」
なんと実家は焼肉屋さんだそうで・・。すみません、イギリスには霜降り肉はないんですよ。

初の外食で「おいしいお店」に連れて行ってあげられなくて申し訳なかったが、久々に東京にいたときの感覚で話ができてとても楽しかった。