警察

hrkue2006-03-02

保険を請求するには警察に届け出て、その際にもらうリファレンスナンバーというのが必要らしい。
という訳で近所の交番に行ってきた。
といっても最初警察がどこにあるのか分からず、Southampton在住のSachiさんに聞いたら、ネットで場所を調べてくれた。最初無意識に警察署の窓口を想像していて、夜遅くじゃだめなような気がしていたのだが、24時間やっているとのこと。行ってみると確かにいわゆる交番だった。そうか、交番てないのかと思っていたけど、そりゃあるよね。ただしドアも閉まってるし、あまり目立たない青い看板が出ているだけ。もっと目立つようにしてくれなきゃ駆け込めないよ。
車の被害を届け出たい旨を伝えると、日にちを聞かれ、
「先々週の日曜日です」
「先々週!なんでもっと早く来なかったの?」
「忙しかったもので・・・。」
「忙しかった!24時間やってるのに。」
「警察がどこにあるのか知らなかったんです・・・。」
と届出が遅かったことを責められてからようやく被害の説明へ。
「ぶつけられたの?人にやられたの?」
「人だと思います。ドアの上の方だし・・・写真見ます?」
百聞は一見にしかず。というか私の英語で説明するより数万倍よく分かってもらえるはず。出国前に衝動買いのように買ったソニーのデジカメ。すごく薄くていつも持ち歩けてしかも画面が大きいので、こういう人に見せるときとっても役にたつ!
このカメラは出すと95%くらいの確率で「何そのカメラ!めちゃめちゃ薄いね!」と驚かれ、「日本のテクノロジーはすごいよな」という話になる。もし日本にいた時に言われていたら、なんだかお世辞でも言われているような気がしたと思うけど、今なら「うん、そうだよ」と力強くうなづけてしまう。
↓薄いカメラ
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-T7/index.html
でもこのカメラは一応こちらの店でも見かけるんだけどな。皆実際には最新モデル、とか、より高性能のもの、とかにあまり興味がないんじゃなかろうか。新製品への食いつきが日本とは全然違うような気がする。

届出では住所、電話番号、車のモデル、色、ナンバー、被害場所、日時、生年月日、身長、体重、髪の色、瞳の色を聞かれた。車の被害届けに被害者の身体特徴が必要なのだろうか・・殺された訳でもないのに。
「届出が遅かったので捜査はできないですよ、ファイルして終わりです。」
という訳でイギリスの警察に私の詳細情報および身体特徴がファイリングされたのでした。


写真はベネチアのパスタ屋(レストランではなく、乾燥パスタを売っている店)で売っていた米。サムライがパッケージに!隣の米は「イタこまち」。その他おたふくソースやからしなど日本食材が売っていました。