ウィスコンシンのクリスマス

hrkue2006-12-25

クリスマスの朝は子供たちが主役だ。AJB氏のお兄さんのところには3人のちいさな娘がいる。
もともとクリスマスツリーの下には両親や親戚から子供たち、家族同士間のプレゼントが置いてあるのだが、それに加えて夜のうちに暖炉の前に「サンタクロース」から子供たちへのプレゼントが用意される。大きな箱に入ったそれらとは別に、毛糸の大きな靴下の中にも小さなおもちゃが入れられる。朝起きた子供たちはまずその靴下に入ったおもちゃを一個一個引っ張り出し、大喜びである。本当に靴下に入ったプレゼントを初めて見た。まるでアメリカの映画かドラマでも見ているみたいで面白い。
それから前日の夜に子供たちがサンタ用のホットミルクとクッキーを置いておくのだが、朝にはそれがちゃんと減っているようになっている。半分食べかけのクッキーが残っていたりして。これでサンタが本当に来たというリアリティを演出しているのだ。

AJB氏兄宅はクリスマスツリーも立派。3mくらいある本物のツリーだ。なんでもこれはお店で買うのではなく、クリスマスツリーファームに行って好きな木を選んでそれを切って運んでくるのだそうだ。


朝食はオーブンで焼きたてのシナモンロール。これまたおいしい。

それからいよいよ箱に入ったプレゼントの開封大会。両親や親戚からちいさな子供たちへのプレゼントのみならず、AJB からお兄さんと両親、祖父母へ、その逆、ととにかく全員が全員へプレゼントを贈る。プレゼントは事前に欲しい物リストを公開して、その中から適当に選ぶらしい。誰が何を買ったか分からないので、時にはプレゼントがかぶることもあるらしい。プレゼントには誰から誰へということを明記して、クリスマスツリーの下に置いておく。で25日に家のお父さん(ここではAJB氏のお兄さん)がそれを皆に配布するという仕組み。私とMさんもAJB氏ご両親からプレゼントをいただいてしまいうれしい驚き。
ともあれやっぱり主役は子供たち。子供たちはTons of presentsをもらうからお土産はなくていいと事前にAJB氏に言われていたが、全くその通り。床一面に広がったおもちゃと包装紙(アメリカ人はプレゼントを開けるとき、包装紙を端から開けるのではなく、ビリビリ派手に破いて開ける)に私とMさんは圧倒されっぱなしであった。「アメリカすごい・・・」。

お昼は期待通り七面鳥の丸焼きと大きなハムのグリル。そして焼きたてパン。マッシュポテト等。これまたおいしかった。デザートはチーズケーキ、ピーカンパイ、その他含め5種類くらいのホールケーキがあった。

午後は大人のプレゼント交換会。このイベントはAJB氏一家のオリジナルらしい。

つづきはのちほど。