Choir

日本でちょろっとゴスペルクワイヤーに参加していたので、イギリスでもゴスペルをやろうと思っていたのだが、これが意外とないもんで、何人かに聞いてみたが普通のクワイヤーはあっても、ゴスペルクワイヤーはこの辺にはないらしい。あれはやっぱりアメリカ文化なのかな。
その代わり、サウサンプトンに合唱をやるグループがあることをそれに参加している同僚のキャロラインが教えてくれた。なんでもプロのオーケストラと一緒に歌えるらしい。教えてもらったのは去年の冬のことなのだが、去年のクリスマスコンサートの日程はちょうど都合が悪く見に行けず、その後年明け後も何かと忙しく、そのままになっていたのだが、今日が06/07シーズンの初日ということで、練習に参加してみた。
皆いい人たちで、年齢層も広く、皆このクワイヤーと指揮者を本当に気に入っているようだった。
ベートーベンのMissa solemnisという楽譜の本を渡される。今日は初日なので、前半1時間は曲の説明や歌うときのコツなどで終わる。しかし英語の理解度は30%くらいか?指揮者の人は熱い語り口で、ユーモアもあり、面白いことを話しているっぽいのだが、自分の理解度が低くて残念だ。
後半1時間はいよいよ歌。楽譜が読めることが前提らしく、いきなり全員で歌い始める。これはつらい。楽譜読めなくてもOKなゴスペルとは世界が違う。でも練習用CDがあるらしいのでこの辺はなんとかなりそう。しかし、歌詞も意味が分からん。勝手に英語で歌うのだと思い込んでいたのだが、そうか、原語で歌うんだよね。ベートーベンだからドイツ語?と思いきやそうでもない感じ。どうもこいつはラテン語らしい。ミサ曲というのはラテン語で、しかもどの作曲家の曲も同じ歌詞らしい。知らないことだらけである。
最初はお試しで参加して、本当に参加することを決めたらボイステストを経て、お金を払って入会。コンサートに出るには最低練習に80%は参加していないといけないらしい。
参加したら面白そうだが、実現するかどうかは今のところ不明。