ピザ

hrkue2006-03-11

今日は赴任仲間のイタリア人エンゾの誕生会でロンドン上京しピッツェリアへ。3月9日で28歳になったらしい。「もう若くない」とのコメントに思わず「大丈夫、まだまだ若いよ〜」と答えてしまった。こちらでは自分の誕生会や送別会を自分で企画するのは非常に一般的のようだ。職場でも誕生日、試験合格、昇格などの際には自らTo celebrate my ○○と言ってケーキやお菓子を持って来るのが普通。

お店はアールズ・コートのあたりにある
Pizzeria Santa Lucia
この辺は見るからに高級住宅地のようだが、イタリア人がたくさん住んでいるエリアでもあるらしい。

料理の方は、
ブルスケッタ
ハムとサラミ(写真)
パルメジャーノ(チーズとトマトと野菜をオーブンで焼いたやつ)
巨大ビザ(トマト味のやつとチーズ・ハム・野菜が乗ったシンプルなやつ2種類)
ケーキ
それにワインと水で一人25ポンド也。
普段は前菜を一品皆でシェアしてピザを一人1枚ずつ食べて15ポンドだとか。お味の方は、かなり満足。サラミも日本でピザにのっているやつ意外は初めて食べたような気がするが、とっても美味だった。これがサラミか!ピザはイタリアと同じか聞いてみたら、「同じだけど、素材は違う」とのこと。日本食と同じですね。「ピザハットのは?」の質問には「あれはピザじゃない」との回答。
以前も実家で豚を絞めてサラミを作る話を聞いたが、今日は作り方を教えてもらった。豚肉、赤ワイン、塩、ハーブを胃袋に詰めて作るそうな。特に臓物とか皮とか変な部位は入ってないらしい。お父さんが作り方を知っていて、それを見て覚えるのが伝統だそう。というわけで、エンゾはまだ食べる方専門。実家には地下蔵があって、サラミやワインが貯蔵してあるとか。なんだかいかにも「イタリア」「スローライフ」って感じでかっこいい。ロンドンのフラットでもサラミが吊るしてあるそうだ。

↓巨大ピザ。でもイタリアにもある普通のことらしい。


手前左がエンゾ。左の一番奥2人がブラジル人のアレックスとファビオーニ。東京に来るのは彼だ。明日出発だそうだ。「よろしくお願いします。」というスーパー便利用語を教えてあげたら発音をポルトガル語でメモしていた。Can you help me?はなんて言うのかと質問されたのだが、オールマイティーな日本語が思いつかなくて「ヘルプ!」で通じると教えておいた。まずかったかな?レストランとかで鼻をかんじゃまずいか?鼻をすするのは?とかなりマナーを気にしていた。ハンカチで鼻をかむのはやめといた方がいいとアドバイスした。「刀を作ってるところで買って、持って帰ってくることって可能かな?」と刀を叩いているジェスチャー付で質問された。かなり本気だ。虎ノ門の刀屋、さすがにそこでは作ってないだろうなあ。