冷房ついてます

ここ1ヶ月ほどイギリス(イングランドだけ??)は非常に暑い。事前に聞いていた「イギリスに夏は2-3日しかないよ」いう話と違って、キャミソールや裸足サンダルで全然OKなくらい暑い。しかも日本ほどではないながら結構蒸してます。

土曜は久々に上京し(ロンドンへ)、ミュージカル鑑賞。CDで曲だけ聴いたことがあって、ずっと観てみたかったGuys And Dollsを。やっぱり曲は非常によい。芝居の場面も多いながら、3回くらい群舞のダンスの見せ場もあってその場面では拍手喝采
しかしいまいち観客を舞台に集中させきれない要素がひとつ。
劇場に冷房がついていないこと!
照明が暑いはずだし、とーぜんついてるでしょ、と思ったのだがやっぱりここはイギリス、そんなこと期待しちゃいけないのだ。
というわけで、蒸し風呂の中、2時間40分の観劇。
途中の休憩中や終了後、さすがに周りの人皆が「暑い」と文句を言っていた。
あまりの暑さに、前に座っていたおばさんは、曲中でもかまわず小型のファンをぶい〜んという音を立ててまわしていた。

こちらは涼しいことが前提で、冷房がないのはめずらしいことではない、というかそれが普通らしい。ロンドンの地下鉄も蒸し風呂だし、空港でも冷房がついてなくて巨大扇風機が回っていたりするし、レストランでは「Air Conditioned」とアピールしている店があるくらい。
「冷房ついてます」がアピールになっちゃうのだ。
まあ、東京ではオフィスが寒すぎて凍えていた私としては、寒くないのは悪くないのだけれど。人が集まる劇場や電車くらいは快適温度にしておいてほしいなあ。